会社からiPadを支給していただき、“iPadのデザイナーらしい使い方”を探して1ヶ月が経ちました。無料版をベースに手当たり次第インストールして動作確認。勝ち残ったアプリ達をジャンルに分けてご紹介します。
目次
- Adobe Ideas ・・・ デジタルスケッチブック
- Palettes ・・・ オリジナルのパレットを作成
- Palette ・・・ カラー一覧
- SketchBook Express ・・・ 本格的なお絵かきツール
- Analytics for iPad ・・・ Google Analytics閲覧
- iSource Browser ・・・ ソース表示
- PSD Lite ・・・ PSD形式のデータ閲覧
- Calculator HD – PrettyCalc ・・・ オシャレ電卓
- Evernote ・・・ メモ・アイデア・写真などのストック・共有
- Dropbox ・・・ データ共有
- Puffin ・・・ Flash閲覧ブラウザ
デザイン系
Adobe Ideas
AdobeR Ideas1.1は、どこにいてもアイデアを書き留めたり膨らませたりすることができるデジタルスケッチブックです。
カフェでデザインコンセプトをスケッチしたり、携帯電話で写真をブラウズしながらカラーテーマをキャプチャして保存したり、PDFファイルや写真にメモを書き込んだりできます。
有料版との違いは?
Adobe Ideasにはレイヤー機能があります。PhotoshopやIllustratorについているアレです。無料版は描画レイヤー/写真レイヤー1層、有料版では描画レイヤー最大10層/写真レイヤー1層を作成できます。レイヤーごとに順序と不透明度が調節可能です。
Palettes
オリジナルのパレットを作成することができます。
無料版であれば、保存できるパレットは3つまで。色はRGB・CMYKなどから作成することができます。URLを入力すると使用されているカラーの一覧が表示されるので、そこから色を選択することもできる。さらに画像からも色を抜き取ることもできる優れもの。
作成したパレットをメールで共有することもできるので、デザイナー同士でのやりとりでも効果を発揮してくれます。
Palette [無料版]
単純なカラー一覧。
客先で色を選ぶ際に大活躍してくれるアプリです。
このシンプルさが良いところ。
SketchBook Express [無料版]
結構本格的なお絵かきツール。
操作も直感的にでき、Youtubeにチュートリアルもあがっているので使いやすい。
便利ツール系
Analytics for iPad [無料版]
「Analytics for iPad」はiPadでGoogle Analyticsのデータを見られるiPad専用アプリ。
ログインするとGoogle Analyticsのおなじみの画面でアクセス状況を閲覧することができる。
また、複数アカウントのサポートや、期間の比較もすることもできます。
基本的なレイアウトは、ふだんWebブラウザで見ているGoogle Analyticsの画面とほぼ同じなので、ふだん使われている方であれば問題のないレベル。
iPadで見るならこのアプリが1番です。
iSource Browser
iPad上でソースやhost情報等を見ることができるブラウザアプリ。
外出先でちょっと確認したいときに便利。
表示したページURLやソースをメールで送信できるので、細かい機能も嬉しい。
PSD Lite
iPadでPSD形式のファイルを開くことが出来ます。
閲覧のみで編集はできませんが、いざという時に使えるかもしれません。
細かい機能や使い方は、下記記事から御覧くださいませ。
Calculator HD – PrettyCalc [無料版]
Calculator HDは電卓アプリ。
iPadには電卓が標準アプリとして入っていません。どうせ入れるなら、デザイナーらしいオシャレアプリが良いですよね。
6枚のオシャレスキンが用意されており、気分によって変えることもできます。
また、消費税率の変更機能や、計算式をメールで送信できる機能なんかも付いています。
Evernote [無料版]
知らない人はいないアプリ「Evernote」
メモ・アイデア・写真などのストック・共有にどうぞ。
Dropbox [無料版]
iPadや、iPhone、Androidスマートフォンのほか、WindowsやMacでも使えるストレージサービス。ほかのデバイスからアクセスしたいファイルをDropboxフォルダに放り込むと、自動的に同期され、好きなところから利用できます。
例えば、Mac上でPDFファイルをDropboxフォルダに入れておくと、バスで移動中に、iPadのDropboxアプリでPDFファイルを読むことができる。AndroidスマートフォンやiPhoneでも、DropboxアプリでPDFファイルを閲覧可能。
PDFファイル以外にも、動画、画像、音楽のファイルもDropboxフォルダに入れておくことができ、USBで接続して『iTunes』と同期する時間が大幅に節約されるのが嬉しい。
有料アプリ
Puffin
Flashが見れるブラウザ。
複雑なフラッシュは描画に時間がかかるため、カクカクした動きになってしまいます。
しかし、Flashで作られたメニューやビジュアルがあるので、iPad上で見ることが出来るのは大きい。
まとめ
デザイナーとして1ヶ月間iPadと共に過ごして感じたことは、客先での打ち合わせ時に効果を発揮してくれるってこと。
自分の頭にはしっかりした色やイメージがあるけど、お客様にはなかなか伝わりにくいものです。デザインイメージは作品や色、具体的な資料があったほうがイメージは伝えられますよね。
ノートPCが無くってもiPadを持つことで、ちょっとしたモヤモヤが解決されるわけです。
iPadを持っているデザイナーの方、有効活用しましょうw
ほか、オススメアプリがありましたら教えてください!!